そろそろオドリコソウの白い花が目立ってきた。花の写真を撮ろうとカメラを向けていると、ブ〜ンという太い羽音がそこら中から聞こえてきた。
 羽音の主は、クロマルハナバチだった。ハチは、花から花へと蜜を集めるのに大忙しだ。よく見ると、鋭くとがった口を花の横から突き刺して蜜を吸っている。クマバチなどと同じく、受粉の手助けとならない、花にとってはありがたくないお客さんのようだ。