ペトリFTEは、前に小諸日記で紹介したペトリV6をベースに、TTL測光シャッター優先AEモードを付けたカメラだ。ペトリペンタFTEEという名で1969年に発売、1973年にペトリFTEの名で新設計の50mm1.7を標準装備して発売された。
 ペトリの一眼レフの特徴はボディーの前面にシャッターボタンがあることだ。何でこんな所にシャッターボタンがと思うが、1950〜1960年代の海外のカメラでは普通なことである。もとはレンズに絞り込みレバーがあり、絞り込みボタンを押すとシャッターが連動するために、全面にシャッターボタンがあることがオート絞りで使うための優れた機構であったわけだ。
 日本の一眼レフでも。トプコンや、ミランダはその流れをくんでいた。ところがペトリの場合はそうした機構のレンズはないから、シャッターを前に付けたのは単なるデザインの問題であろう。

◎クラシックカメラで自然を撮る2002年初夏発行予定