一匹のフタモンアシナガバチが地表近くを低く飛び枯れ枝にとまるのが見えた。もしやと思い近づいてみると、巣作りの初期の段階、一つめの部屋ができて二つめを作っているところだった。植物の繊維と唾液を混ぜて、器用に部屋を作っている。ちょうど紙のような素材で巣はできていて、軽いが雨風にも強い頑丈なつくりになっている。
 この後、部屋が完成すると卵を一個産みつけるのだが、残念ながらゆっくり観察している時間がなかった。今日のうちに部屋三つくらいはできただろうか。