カシワにもクヌギカメムシの幼虫がたくさん見られ、こちらにはトビイロケアリが群れていた。葉裏で汁を吸っている一匹を撮影したところ、幼虫はストロボの光に驚いてちょっと後ろに下がった。すると、それまで隣に控えていたアリがさっと前に進んで、幼虫の口がつけた傷のあたりをなめはじめた。
 ファインダーではわからなかったが、撮影した結果を確認すると、そこに汁がしみ出しているのが見える。やはり、アリがカメムシの幼虫のまわりに集まる目的の一つはここにあるようだ。


◎NHK教育テレビ 「人間講座 虫たちの地球」
6〜7月 毎週水曜 午後10:25〜10:50
再放送:翌週水曜日 午後2:00〜2:25
再々放送:翌月土曜日 午前1:50〜2:15

テキストは今月末には発売されます