ファーグルがセリニャンのアルマス(荒れ地)で様々な昆虫達を観察してから100年以上が経った。 
 アルマスにもその周りにも、もちろん今でもたくさんの昆虫達が見られるが、やはり農薬や宅地開発の影響で、当時とは環境は大分違うと思う。
 けれど、同じような環境の荒れ地は地中海から内陸へ直線距離で50kmも入ればいくらもある。モンペリエ郊外の荒れ地では大形のウスバカゲロウ、オオクジャクヤママユの幼虫、カシに産卵するマイマイガ、後翅の綺麗なカワラバッタのようなバッタ、クマゼミの仲間など様々な昆虫達にあうことができた。

◎岩波ジュニア新書「デジカメ自然観察のすすめ」ちくま新書「昆虫の世界へようこそ」いずれも自信作です、読んでいただければ嬉しいです。