草むらを歩くと草の種がたくさんつく。一番多いのはこのセンダングサとイノコヅチだ。
 地面に寝転がって眺めるとなかなか立派な棘を持っていることがわかる。
 この棘、先がいくつにも別れていて、服に付きやすい形となっている。
 こうした植物は、人が服を着るようになって、ずいぶんと有利に種を運べるようになったのだと思う。動物の毛よりははるかに編み目のある服はこれらの種はつきやすい。

◎東京電力のHPで昆虫教室。24回のシリーズです。第8回は「飛翔の秘密」。こちらからどうぞ。
◎「昆虫の世界へようこそ」ちくま新書。岩波ジュニア新書カラー版「デジカメ自然観察のすすめ」好評発売中。自信作です。