夜になって、アトリエの庭でハルゼミの羽化を撮影することにした。例年羽化は4月末から見られるのだが、今年は遅れていた。
セミの羽化は、まず殻が割れると頭と胸が出て、それから逆立ちしたような形になってしばらくじっとしている。その間に脚がかたまる。するとやおら起きあがって殻につかまって尻を抜く。ミンミンゼミやアブラゼミでは起き上がるまでは、羽は伸びてこないが、ハルゼミの場合は、逆さにぶら下がっている間に、羽が少し伸びてくる。胴体が長いセミなので、起き上がるのはかなり大変。じっとしている時間も1時間以上と長かった。
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第17回は「新芽は大のご馳走」。
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