巣穴を出入りするクロスズメバチをビデオ撮影していると、一匹、カメラの周りをブンブン飛びまわりだした。最初近づいても攻撃してこなかったから安心していたが、時間を追うごとに気が立ってきたようだ。何だかイヤな感じがしたので、カメラをそのままに、少し離れて様子を見ていると、アイカップのゴムに猛スピードでアタックしてきた。そして、そのまま、そこから離れないでいる。どうしたかと思ったら、ゴムに毒針を突き刺して抜けなくなってしまっていた。
 働きバチがもがいて、やがて針が抜けたけれど、辺りに警戒フェロモンが広がったようで、それからしばらくは数匹のハチが落ち着きなく飛びまわっていた。
20D 100mmマクロ


◎ビデオで贈る海野和男の 昆虫教室 第25回は「アリと植物」。まだまだ続きますのでお楽しみに。