ヤナギの若い枝にカレハガの幼虫を見つけた。薄い体を枝にピッタリ貼りつかせていると、まったく枝に同化しているようで、一見したところでは気づきにくい。全身を覆う長い毛も、幼虫の体と枝との境目をぼかす効果があるようだ。
 カレハガの幼虫はこの枝にはりついた姿勢のまま越冬する。冬になるとヤナギの枝も灰色っぽくなり、カレハガの幼虫も更に枝にとけ込むことになるだろう。

◎ビデオで贈る海野和男の 昆虫教室 。第38回は紫外線が見える昆虫。

デジタルフォト  今月の連載は「虫の心と秋の空」