写真はツノゼミの仲間だ。南米と言えばツノゼミ。
 ツノゼミの仲間は世界中にいるが、なんと言っても南米のものが一番すばらしい。そしてペルーでは今まで行った場所で一番簡単に多くの種類のツノゼミが見つかるように思った。
 角の持つ意味は何となく想像ができるものもいるし、過剰進化と言われるように、意味なく不思議な形態が発達したものととることもできる。
 南米の昆虫を見るにつけ、明確な方向性が見えない進化の過程にあるようなものが多いように感じる。それは南米が新しい地域で、今なお混沌とした進化が起こっている地域ではないかと感じるのだ。

デジタルフォト 11月の連載は鱗粉の海。12月はマレーシアの昆虫の擬態
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