擬態昆虫とギアスゾウカブトを求めてブラジル中部の太平洋岸の山地帯へ一人で出かけた。ブラジル入国時にものすごくたくさんの荷物を持った、いかにも怪しげなグループの後ろについたのがいけなかった。徹底的に調べられ、ビデオカメラ(小型のもの1台だけ)は高額の税金をかけると言う。たまたま知人に迎えに来てもらっていたので、その方に保証人になってもらって、無事に通関ができた。
 カブトムシはメスしか撮影できなかったが、アマゾンの石油基地を訪れたりと充実した旅をした。さて出国時は深夜だったが、税関が開いていない。やっと探したところは、現地の人が外国製品を持ち出すときに証明してもらうところ。
 そこで書類を出すと、戻ってくるかと聞かれたので、戻ってこないと答えたのがいけなかった。書類を横に置いたのを見てまずいなと思ったけれど、そのまま出国した。それから1年半ぐらいたって、空港での税関の不正などを防ぐために、厳しく書類をCheckすることになったらしい。そこでぼくのビデオカメラが持ち出されていないことになっていて、持ち出した証明がなければ法外な罰金が科されるという連絡が知人から来た。
 結局は公証人にここにカメラがあるというのを書類にしてもらい、それをポルトガル語に翻訳してもらって提出と言うことになった。カメラはすでに改造カメラに変身していて、原形をとどめていなかったのだが・・・今考えれば、出国の時に戻ってくるといって、ブラジル人向けの書類でもよいから作ってもらっておけばよかったのだ。
 その旅で泊まったホテルの庭でハチドリを撮影したのがこの写真。
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