ミルクのような粘性の高い液をミルクを敷いたガラス板の上に1滴落とすと、ミルククラウンができる。科学写真の分野では昔から、瞬間写真の代表的なものとして知られている。
 一眼レフでミルククラウンを撮るには暗い場所でセットを組み、シャッターをバルブにしてセンサーと遅延装置を用いて高速閃光するストロボを光らせる。手軽にと言うわけにはいかない。
 それがなんとコンデジで撮れるのだ。SSPの副会長の科学写真家、伊知地国夫さんが、先日のSSP技術研修会でそんな写真を見せてくださった。
 最近のコンパクトデジカメは連写がきくものが多い。中にはカシオやリコーのようにパスト連写と言って、シャッターを押す前の写真が撮れるものもある。1秒ぐらいで何十駒かの連写がきくカメラなら、パスト連写がなくても。ミルクの滴を落とすと同時にシャッターを押せば写せる可能性がある。パスト連写がきくカメラなら。落ちたと思ったらシャッターを押せばよい。
 けれどミルククラウンができるのは一瞬だ。秒に数十駒のカメラでは実際には何回かやらないと写らない。今回は30回ぐらいシャッターを押して、何とか何コマか写せた。
 子どもたちにやってもらったら多分おもしろがると思う。コンデジを通して科学好きの子どもたちが育つ日も近いと思う。
日の当たる場所でISO800にして、シャッター優先1/6500で撮影した。FH-20

 読売のWEB、新おとな総研、 大人になった虫捕り少年 に登場しています。今回が第1回、4回にわたって掲載されます。

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