小諸から伊豆へ回った。湯河原での楽しみの一つは体長6mmほどのドロハマキチョッキリだ。ここの個体はほぼ全てが上翅に赤い斑紋がある。ベニホシハマキチョッキリとも呼ばれる型だと思う。学生時代にベニホシハマキチョッキリというチョッキリの存在を知り、ゾウムシ研究者の宮川さんと一緒にずいぶん探した。その時は南アルプスなどで赤い斑紋のある個体を見つけたけれど、結局は単なるドロハマキチョッキリの変異に過ぎないとの結論に達した。そんな学生時代のことを思い出させてくれるのがこの
綺麗なチョッキリなのだ。
 この写真はハーフサイズにトリミングしてある。MP65での撮影なのでもっとアップにできるが、被写界深度の問題でこの程度にとどめるのだ。
 このような超マクロ撮影の場合、ある程度に倍率を押さえて、トリミングするのがよいかもしれない。高画素機ならば半分にトリミングしても十分1ページに耐える画質になる。
 元のレンズを何で撮るかは重要だ。オリンパスの場合は35mmマクロに2倍テレコンで、フルサイズ4倍相当に撮れる。フォーサーズは被写界深度が深いので画質は大変良いが、問題はワーキングディスタンスの短さ。手軽に光を回すことができない。キャノンはMPE65mmがあるので、フルサイズで5倍、APSCで8倍までの拡大撮影が楽にできる。ワーキングディスタンスはそこそこ長くて、使いやすいレンズだ。画質的にはまずまずだ。ニコンでこのような撮影を使用とすると既製品では無理と言うことになる。60mmマクロあたりにケンコーの3倍テレコンが良いのではと思うが試したことがない。
 ニコンユーザーの場合、安価なズームレンズを 改造してマクロレンズにする のがもっとも安価で、かつ性能的にもキャノンMPE65に匹敵する。ただしやはり改造したものはそれほどつかいやすくないので、あまり使わなくなってしまった。ニコンのカタログを見ると、まだベローズが生きている。これはとても偉いことだと思うが、今はコンデジでもかなりの接写ができるから、簡単に高倍率で遊べるレンズが欲しいなと思うのはぼくだけではないだろう。

改造マクロズームの実力   高倍率マクロ1   高倍率マクロ2

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