南フランスにはツツハムシの仲間が多い。緑色の美しいものや日本のナガツツハムシによく似たものもいる。
 サンレオン時代に、ファーブルはさまざまな自然現象や生き物について自分の目で見て、考えることを学んだのであろう。穴をあけた箱にハナムグリやコガネムシを入れて遊んだり、アンモナイトの化石を拾ったり、さまざまな鉱物を拾っては、もしかしたらすごい宝物を探し当てたのではと胸をわくわくさせたりした。
 でもそういうことは誰でもがやるであろうし、まして当時はこんな山の中で遊び道具などほとんどなかったろうから、自然の中で遊ぶのはごくあたりまえのことであったに違いない。けれどファーブルが他の子供達と違ったのは何故だろうという好奇心と知識欲を持ったことではないだろうか。

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