モンキアゲハは日本にもいるアゲハだ。熱帯や亜熱帯のモンキアゲハは日本のものより小型のものが多いように思う。
 ほ乳類では、同じ種の場合、寒冷な地域に生息するものほど大きくなる傾向がある。これはベルクマンの法則と呼ばれる。大きくなれば体重あたりの体表面積が小さくなる。これは体温維持に有益である。
 昆虫のような変温動物の場合は、寒い地域ほどに行くほど小型のものが生息する傾向が見られ、逆ベルクマンの法則などと呼ばれることがあるが、モンキアゲハの場合はほ乳類と同じ傾向になる。黒い翅は太陽光を吸収しやすい。日向を飛べば体温が上がりすぎる。日本ではモンキアゲハは夏は比較的暗い場所を好む傾向がある。年中暑い熱帯では、翅の面積が小さいほうが、体温管理上、有利なのかもしれない。
D300S 70−300

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