よく似たイトトンボである。両方とも体が黒っぽ区メタリックな光沢がある。
 小諸にいるのはアジアイトトンボだけで、アオモンイトトンボは見られないと思うから間違うことはない。アジアイトトンボの分布域はとても広く、本州背はほとんどの地域に分布している。
 似てはいるが、アオモンイトトンボより一回り小さく、ぼくには遠くからでも良くわかる。けれど、写真に撮ってしまうと、大きさはわからないから、さてどちらだろうと言うことになる。
 アオモンイトトンボは関東以西の平地では何処ででも見られるトンボで、アジアイトトンボより普通に見られるところも多いのだと思う。けれど、ぼくには珍しいトンボで、まともな写真を撮っていなかった。
 今回、富士市で撮影したアオモンイトトンボと、小諸のアジアイトトンボを並べてみた、上がアジアで、下がアオモン。 ネイチャーガイド日本のトンボ によればアオモンは腹部8〜9節の青紋が目立ち、アジアは9節だという。確かにその通りである。
 腹部の節は本のはじめの方のページに解説と図があり、トンボの腹部が10の節に分かれていることが記されている。眼の後ろの紋もイトトンボでは重要な種の区別点になるが、これは眼後紋と言う。昆虫の各部の名前は覚えた方が良いのだろうが、チョウでもトンボでも言葉が難しい気もする。