UVニッコール105mmF4.5はおよそ1/2まで撮影できるマイクロニッコールとよく似たレンズだが、波長220nm〜900nmで透過率約70%を確保して、硅石レンズを使うことで収差がほぼ完璧に補正されている。発売は1984年400nm以下の紫外線領域を撮影するには必須レンズだった。カタログにはモンシロチョウのオスメス標本の紫外線写真が使われていた
紫外線透過フィルター込みで40万円近くした。実は現在もこのレンズは産業用レンズとして現役で60万円ぐらいで栃木ニコンから発売されている。ただ今のデジタル一眼レフは紫外域、赤外域の光をほとんどカットしてしまうフイルターがCMOSの前に入っているので、簡単には紫外線写真が撮れない。
特にD600やD800は紫外線の透過率が悪く、というか徹底して可視光を捉えるために、他のメーカのものより紫外線を透過しにくい。それで普通のマクロレンズとしてアカタテハを撮影してみたが、そのシャープさには驚かされる。この写真はF8での撮影。F8は一般に、最も解像度が高いf値だが、F8でのシャープさは、もしかしたら、今まであるレンズで最高のものの一つかもしれない。
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