写真は夏に撮ったハナアブ。オリンパスPEN用の60mmマクロレンズのボケ味を見るために開放で撮影したものだ。
 ボケは近接撮影になるほど大きくなる。だから、マクロ撮影では。そもそも良くぼける。かっては。シャープなレンズでもカリッとしたレンズは2線ボケといって、背景のボケがあまり美しくないレンズが普通だった。マクロは絞って撮るのが当たり前の世界で、絞って良いレンズがマクロレンズであった。
 ところが最近のマクロレンズは絞りをあけた時のボケが美しいものが多い。オリンパスの60mmマクロは開放の描写が素晴らしく良いが、これくらい引いてもボケ味は大変よいと思う。この大きさに撮るには何もマクロレンズを使う必要はないのだが,マクロレンズの良いところは、引いても撮れるし、等倍まで大写しができるところだ。
 フイルム時代のマクロレンズはカリッとしたシャープ感が魅力だったが、デジタル専用のマクロレンズは芯があるが、柔らかな描写をする。絞って使うには昔のレンズは優れているが、開放での描写はやはり最新レンズが優れているように思う。ただし、F11以上に絞ると最近のマクロは画質が落ちるものが多いように思う。