上は高速度ビデオ映像から切り出した画像。マレーシアのシロオビツマルリタマムシだ。700コマシャッターオープンなので1/700での撮影となる。
 前にEX-10で パスト連写で撮影したシロオビツマルリタマムシ を載せたが、この直後のカットが下の写真だ。これは1/1000での撮影。後翅を見て欲しい。1/1000でもこれだけ歪むのである。翅が途中で折れてしまったように写っているが、実際はこのようなことは決してない。もしもっと速いシャッターを切ると、ブレが無くなるから、もっとはっきりと翅が曲がって写る。甲虫の場合前翅が歪むことはほぼ無い。動きがゆっくりだからだ。
 もっともEX-10の方がずっと高画質ではある。何しろ画素数がぼくの高速度カメラはライトなHDであるから100万画素ぐらいしかない。EX-10は1200万画素。高感度にも強い。価格も何十分の一かであるから、このようなカメラを発売してくれているカシオには感謝しなければならない。翅の動きの遅いチョウなら2回も撮ればだいたいOKのことが多い(小さなシジミなどは厳しい場合も多い。シジミのような小さなチョウは3回は撮る必要はある)。タマムシでも何度もトライして、不自然でない画像を選べば素晴らしいカメラである。(テントウムシなど小さいものはきつい。アブはほぼ100%だめ)。中型以上のチョウの飛翔を専門に撮りたい人にはよいと思う。何しろこのカメラ以外に廉価でそうした機能を持つカメラは世に存在しないのだ。
 以前も 高速度ビデオとスチール に、この話を詳しく書いているのであわせて読んで欲しい。
 シロオビツマルリタマムシの飛翔の高速度動画を 動画一覧 にアップ。
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