ハナカマキリはオスとメスで大きさがまったく異なる。幼虫時代はオスメスで大差が無いが、メスはオスが成虫になったとも脱皮を2かいほど多く行い大きく成長する。オスもメスも翅があるが、オスの方はよく飛ぶのに対し、メスは長い距離を飛ぶことはない。
 オスは小さいのでへたをするとメスに食べられてしまう。それを防ぐためメスが成虫になって、交尾の準備が整うとフェロモンを出してオスを呼ぶようである。
 人工的に交尾させるには交尾の準備ができたと思われるメスのケージにオスを放せば良いだろう。ただ小さいケースだとオスが危険にさらされることが多い。今回、たまたま、飼育場にオスとメスが複数いたので、交尾をさせてみようと屋外の蝶飼育用のケージに放してみた。前に一度交尾させたことがあるので、なんとなく雰囲気で交尾しそうなメスを選んで、オスは2匹を準備した。メスのとまっているところにオスを載せてみるが、最初はオスは逃げてしまった。しばらく様子を見ていたら、メスがまったく動かなくなった。そこですぐ近くにオスを放すと、すぐにオスはメスの背中に乗って、肩の辺りを前脚でたたきだしたこれはメスをなだめる求愛の儀式のようで、以前行ったのとまったく同じだった。うまく交尾の様子をビデオでも撮影することができた。 その様子の動画はこちら