ロスチャイルドトリバネアゲハは種としては1911年に最後に記載された種だ。
ロスチャイルド家のウォルター・ロスチャイルドの名が付いている。弟のチャールズ・ロスチャイルドと共に博物学者でもあった。ウォルターのコレクションを集めたトリング博物館は、今では大英博物館の分室になっている。
 ロスチャイルドトリバネアゲハは高地に住んでいる。そこは山の上なので天気が悪い日が多い。天気が悪ければ見られないし、花が咲いていなければだめなので、見られればかなり幸運である。
 ロスチャイルド家には博物学者が多く、チャールズ・ロスチャイルドと、ミリアム・ロスチャイルド父娘はノミの研究者としてが有名で、ネズミにつくノミがペストを媒介する事を発見した。
 ミリアムは蝶の保護にも力を入れていた。若い頃のぼくの写真を大変に評価してくれて、何回も会ったことがあるし、アッシュトンの家を2回訪ねたこともある。ロスチャイルドトリバネアゲハについては拙著 「世界で最も美しい蝶は何か 増補新版」 に詳しく載せてあります。
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