2004年3月18日のことだ。朝から降り続いていた雨はやがて白くなりはじめた。雪のようだがパチパチ音を立てて降っている。積もったものを見ると、透明感のある小さな氷の粒である。庭のクロッカスはすっかり氷づけになってしまった。調べてみると、これもあられのようだ。あられには雪あられと氷あられがあり、よく降る白い粒は雪あられ、これは氷あられと呼ばれるものであるらしい。
 それにしても驚くべきは、昨日からの気温の変化である。暖かかった17日から、18日朝の5時くらいまでは10度以上を保っていたのだが、6時頃から急に気温が下がりはじめ11時くらいにはついに0度近くまでに下がってしまった。こうした気候変化は植物にとっては大事だ。けれどクロッカスは気温が下がると花を閉じる。早春に花を咲かす植物には、こうした自衛策を持つものが多い。