蟻人の国  小学校の3年か4年のころに読んだ子供向けのSFに「蟻人の国へ」というタイトルの本があった。蟻の国に入り込んでしまった話だと思ったけれど、怖さと面白さでゾクゾクした思い出がある。  アリは集団で社会生活をする。アリの巣の前でアリを眺めるのは面白かったが、集団が苦手だったぼくは、小さい頃はアリはあまり好きでない虫だった。  何年か前に、小諸の物置を整理していて、中学生の頃から、一時期はまったミニチュアカーを入れた段ボールが出てきた。そのことは、その日に日記に書いたけれど、今日、古い写真を探していたときに、目についたので再び開いてみると、面白い写真だと思った。  それで再度掲載してみたくなった。段ボールの中はアリの巣になっていて、ミニチュアカーの内部は部屋として使われていた。スケール感の違いが、妙なリアリティーを醸し出しているように思う。  ムネアカオオアリの幼虫がいっぱいのミニチュアカーはドイツのGAMA社のものだ。1/43のスケールのミニチュアカーはアリの乳母車にしては、ちょっと大きい。(2009年1月23日の小諸日記)