1950年代の旧ソ連製ZorkiC(右)とZorki2C(左)は双子の兄弟みたいなものだ。この2台を淺間を背景に撮影してみた。
 2台の違いは2Cにセルフタイマーと釣り紐をつけるアイレットが付いているぐらいしかない。ちなみに珍しいzorki2というカメラもあり、これはzorki1の改良型だ。zorki1はライカ2のコピーだがZorkiCからは、軍艦部が高くなり独自のデザインになったが、スマートになったとも思えない。
 ZorkiCについているレンズは3群4枚のテッサータイプのINDUSTAR-22沈胴タイプ。1948年から生産された50mmF3.5のレンズである。このレンズは後にはINDUSTAR-50になった。両者はほとんど同じで、いずれも沈胴と固定鏡筒のものがある。左のZorki2CについているのはINDUSTAR-50の固定鏡筒のものだ。
 Zorkiは1から6までにライカの趣を残すソ連製のカメラだが、3が最も作りが良く、使いやすいのはレバー巻き上げの4以降のものである。実用に買うなら4kや5が最も適していると思う。

◎クラシックカメラで自然を撮る2002年初夏発行予定