田んぼの畔を歩くと、枯れ草にとまっていたオツネントンボが飛び立った。久しぶりに外に出たにしては、とても元気に飛びまわっている。小さくて細いトンボなので一度飛び立つと見失ってしまいそうだ。
 寒くなればまた越冬場所を見つけて潜り込むのだろう。それまで今日の暖かさを一杯に楽しもうとしているようだった。

◎小諸日記2000年4月〜2001年3月までをまとめた「海野和男の里山日記」(B6判382ページ・カラー) 2月15日世界文化社より発売。