マダラチョウ科のチョウの蛹は金やプラチナのように輝くものが多い。日本のものではツマムラサキマダラが特に美しい。
 美しいと言うことは目立つことでもある。目立てば敵に襲われる確率も高いかもしれない。
 けれどマダラチョウの仲間は幼虫時代に毒のある植物を食べる。だから目立つことは自分には毒があるよと言うサインなのかもしれない。
 けれど羽化間近になるとこの美しい色は消えてしまう。脱皮殻もただの透明なものである。美しい蛹を見ることができるのは蛹がチョウになるまでのわずかな期間だけなのだ。
 こんな蛹をだれでもガ見ることができるのは伊丹市昆虫館のような、展示施設だけである。
 ところで昨日はこの温室でデジタルカメラ教室をやった。E−1も借りてきて貸し出したのだが、使った感想を聞いたら10才の男の子が、使いやすいカメラですと答えたのにびっくり。そして撮った写真も全く見事なものであった。また7才の女の子が自分の持ってきたデジカメで、チョウを撮ってしまう。
 子供たちでも自由に扱えるデジカメがごく普通にある今の時代はすごいなと改めて思った。そして、写真を撮ることで、チョウそのものの面白さに触れることができたらこれまた素晴らしい。

E-1 50マクロ