南フランスにはジガバチの仲間が多い。ジガバチはシャクトリムシなどのガの幼虫を捕らえて痲酔し、地中に作った巣穴に貯え卵を産む。
 種によって狩りをする前に巣穴を掘るもの、狩りをしてから巣穴を掘るものなど様々だ。この小型の細身のジガバチは巣穴を掘っておいてから狩りをするタイプのようだ。ちなみにファーブル昆虫記で詳しく語られているジガバチは大型のアラメジガバチ。こちらは狩りをしてから巣穴を掘る。
 カリバチにとって恐ろしいのは寄生バエだ。寄生バエ対策が様々な習性を生んだような気がする。

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