山形県鮭川村で行われたチョウ類保全シンポジウムは昨日で終了した。東京や関西からの参加者もあり、新しい時代のチョウとのつきあい方を通して日本の自然や農村について考えるよい機会になったと思う。
 鮭川村はギフチョウとヒメギフチョウが一緒に見られる貴重な場所だ。ウスバサイシンにギフチョウが産卵したり、珍しいミチノクサイシンの群生があったりとギフチョウとヒメギフチョウの関係を考えるにも最適な場所だ。
 ギフチョウ属は村の文化財に指定されているので採集はできない。昔は採集禁止とその看板だけ立てるといった自治体が多かったように思うが、ここでは行政、村の自然愛好家、山形県の自然を調査している方々が一体となって保護しながら調査も進めるという、大変素晴らしい取り組みが行われている。
 3日間、野外と、夜は遅くまで酒を飲みながら自然について語った。鮭川村の自然や、今回のシンポジウムの報告などは、 鮭川在住の高橋さんの  鮭川の自然 に詳しく出ている。
 写真は鮭川村のギフチョウとヒメギフチョウの混棲地に咲く花々。今年は気候が早く進んでしまったため、もう花の咲いている場所はここしか見なかった。10日前は村中どこでもカタクリの群生が見られたそうだ。