免許皆伝のロケも半ばに差し掛かった。
中山さんが撮影しているのはモンキアゲハのように見えたのだが、近づいてみると実はノブレイアゲハ(Papilio noblei)というアゲハチョウで、チョウに詳しいディレクター栗山さんによればオビモンアゲハの仲間だという。表面はモンキアゲハに似ているが、裏の模様はなんとなくオビモンアゲハを思わせる。
 魚眼でこういうふうに撮るのだと、ぼくも反対側から近づいて見本を見せているところ。中山さんのカメラも魚眼だから、ぼくがファインダーに見えていることになる。
 ラオスで面白いのは擬態するチョウの多さ、そして擬態ではないのだろうが、グループをまたいだような形態のチョウが多いことだ